日国友の会

しおこうじ【塩小路】

読者カード 項目 2025年09月03日 公開

2022年03月03日 古書人さん投稿

用例:なを行て塩小路(シホコウジ)に至る。此わたりに薬師堂(やくしだう)有。(巻第十 再洛陽留止記)
『千種日記』 1683年 著者不詳
語釈:平安京の小路の一。七条大路の一筋南を東西に通じる。名称の由来は、「伝へ云ふ、往昔源融摂津琴浦より、日々潮水を汲ましめ、河原院に運搬せし時、此街を通ずるを例とす、是より塩小路と名づくと(京都坊目誌・下二九)」ともいうが未詳。中世、平安京の七条以南は廃れて大部分田野と化し、近世においては、油小路、大宮間の出屋敷と呼ばれる地域にだけ通り町として残り、木津屋橋通(生酢屋橋通とも)と通称された。七条通と木津屋橋通との間の下魚棚(シモノウオノタナ)通を平安京の塩小路に当てる説が、『京羽二重・一』などに見られるが、これは正しくない。なお、現今の塩小路通は三哲通(さんてつどほり)の延長であり、ほぼ八条坊門(はちでうばうもん)小路に当るものである。また、木津屋橋通油小路西入ルと東洞院通七条下ルとに塩小路町の名があり(京町鑑)、現在に至っている。〔『角川古語大辞典』@JapanKnowledge〕

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、立項されませんでした。

著書・作品名:千種日記

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1683年

著者・作者:著者不詳

掲載ページなど:451ページ4行目

発行元:古典文庫