きつねのちゃぶくろ【狐茶袋】
読者カード 用例 2025年09月03日 公開
| 用例: | ゴンズイ キツネノチャブクロ 樗檴 |
|---|---|
| 『物品識名』 1809年 岡林清達/稿、水谷豊文/補編 | |
| 語釈: | 〔名〕(4)植物「ごんずい(権萃)」の異名。 |
コメント:解釈4の事例で遡ります
編集部:第2版では、『重訂本草綱目啓蒙』(1847)の例が添えられていますが、さらに、38年さかのぼります。ちなみに、「権萃」の語釈は「ミツバウツギ科の落葉小高木。関東以西各地の山地に生える。高さ約三メートル。枝は紫黒色。葉は羽状複葉で対生、ふつう五~九個の小葉からなる。各小葉は短柄をもち、長さ五~九センチメートルの卵形で先はとがり縁には目立たない鋸歯(きょし)がある。初夏、枝先に円錐花序を出して小さな黄緑色の五弁花を多数集めてつける。果実は長さ一~一・五センチメートルの楕円形で、熟すと裂けて鮮紅色の内面を見せ、黒い種子とともに美しい。漢名、野鴉椿。きつねのちゃぶくろ。学名はEuscaphis japonica」となっています。
著書・作品名:物品識名
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1809年
著者・作者:岡林清達/稿、水谷豊文/補編
掲載ページなど:90ページ下段後ろから7行目(「名古屋叢書三編 第19巻」、1982)
発行元:名古屋市教育委員会
