日国友の会

じゆうでんし【自由電子】

読者カード 用例 2023年04月03日 公開

2022年02月27日 ubiAさん投稿

用例:其の結果として自由電子の如きものゝ移動も生じ、結局液の表面に極く近い層には陰電氣の蓄積が起る。
『雨雪の荷電並に雷雨電氣の生因』 1916年1月 寺田寅彦
語釈:〔名〕真空または物質中を、電界、磁界、万有引力などによる束縛を受けないで、自由に動きまわる電子。電気抵抗などに大きな影響をあたえる。←→束縛電子。

コメント:投稿例(1923)よりもさかのぼります。初出(大正五年一月、東洋學藝雜誌)とあります。

編集部:2005年4月28日付けで、末広鉄男さんに、亀高徳平・樫本竹治『理論応用無機化学』(1923)の例をご紹介いただいていますが、さらに、7年さかのぼります。

著書・作品名:雨雪の荷電並に雷雨電氣の生因

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1916年1月

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:219ページ本文13行目〔『寺田寅彦全集第八巻』、一九五〇年一二月五日 第一刷発行 一九八六年三月五日 第二刷発行〕

発行元:岩波書店