日国友の会

ごがつささげ【五月豇豆】

読者カード 用例 2025年08月30日 公開

2022年02月24日 古書人さん投稿

用例:ゴガツサヽゲ 二度ナリナタサヽゲ 菜豆
『物品識名』 1809年 岡林清達/稿、水谷豊文/補編
語釈:〔名〕植物「いんげんまめ(隠元豆)」の異名。

コメント:遡ります

編集部:第2版では、『重訂本草綱目啓蒙』(1847)の例が早いのですが、さらに、38年さかのぼります。ちなみに、「隠元豆」の語釈は「(1)マメ科のつる性一年草。中央アメリカ原産で、各地で栽培され、品種も多い。葉は互生し、小葉は三枚で、約六センチメートルの広卵形またはひし形卵形。夏、白または淡紫色の花が腋生の総状花序の上に開く。さやは細長く、中に一〇個ほどの腎臓形の種子をもつ。種子の形や色は品種によって異なる。未熟果をさやのまま、あるいは熟した種子を食用とする。未熟果をさやのまま食べるものをさやいんげん、さやの丸いものをどじょういんげんという。インゲンマメの名は、隠元禅師が中国からもたらしたことによるとするが、隠元禅師が伝えたものは、別種のフジマメであるともいわれる。ごがつささげ。いんげんささげ。にどささげ。さいとう。さんどまめ。いんぎん。学名はPhaseolus vulgaris 《季・秋》 ▼いんげんまめの花《季・夏》」となっています。

著書・作品名:物品識名

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1809年

著者・作者:岡林清達/稿、水谷豊文/補編

掲載ページなど:89ページ下段5行目(「名古屋叢書三編 第19巻」、1982)

発行元:名古屋市教育委員会