日国友の会

すぎはら【杉原】

読者カード 用例 2022年03月15日 公開

2022年02月19日 monoさん投稿

用例:懸物 杉原二十帖 生莚十枚
『飛月集』 1325年
語釈:【一】〔名〕(2)「すぎはらがみ(杉原紙)」の略。

コメント:解題によると、正中二年(1325年)の月次歌会とのことなので、さかのぼります。

編集部:第2版では、『師守記』貞和五年(1349)正月一三日付け記事の例が早いのですが、さらに、24年さかのぼることになります。ちなみに、「杉原」は「すいばら」とも読み、そちらの項目には確例が添えられています。また、「杉原紙」の語釈は「鎌倉時代、播磨国杉原庄(兵庫県多可郡加美町)で産したといわれる紙。奉書紙に似てやや薄く種類が豊富で、主に武家の公用紙として用いられた。のち一般に広く使われるようになると各地で漉(す)かれた。近世から明治にかけて色を白くふんわりと仕上げるために米糊(こめのり)を加えて漉かれ、「糊入れ紙」「糊入れ」と称された。すぎはら。すいばら。すぎわらがみ」となっています。

著書・作品名:飛月集

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1325年

著者・作者:

掲載ページなど:843ページ〔『新編国歌大観 第十巻 歌集』、1992〕

発行元:角川書店