日国友の会

ぬすびとはぎ【盗人萩】

読者カード 用例 2025年08月24日 公開

2022年02月14日 古書人さん投稿

用例:ヤブハギ ヌスヒトハギ 山菉豆一種
『物品識名』 1809年 岡林清達/稿、水谷豊文/補編
語釈:〔名〕マメ科の多年草。各地の山野に生える。高さ一メートルに達することがある。木質のかたくて太い根部から通常多数の茎が直立また斜上。葉は長柄があり、茎にまばらに互生、三小葉からなる。小葉は卵形ないし卵状の菱形で長さ四~八センチメートル。夏から秋にかけ、葉腋および茎頂から総状花序を伸ばし淡紅色の小さな蝶(ちょう)形花をまばらにつける。豆果は柄があり節によって二つの分果に分かれる。分果は半円形で表面に短いかぎ状の毛があり、衣服などにつく。しのび足をする泥棒の足跡に豆果の形が似ているのでこの名がついたという。漢名、山馬蝗。学名は Desmodium podcarpum subsp.oxyphyllum

コメント:遡ります

編集部:2014年3月31日付けで、nanyakayaさんに、『泰西本草名疏・下』(1829)の例をご紹介いただいていますが、さらに、20年さかのぼります。

著書・作品名:物品識名

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1809年

著者・作者:岡林清達/稿、水谷豊文/補編

掲載ページなど:81ページ下段後ろから8行目(「名古屋叢書三編 第19巻」、1982)

発行元:名古屋市教育委員会