日国友の会

さかまた【逆又】

読者カード 用例 2025年08月21日 公開

2022年02月10日 古書人さん投稿

用例:クジラ〈略〉ナガスクジラ サカマタ 等ノ數品アリ
『物品識名』 1809年 岡林清達/稿、水谷豊文/補編
語釈:〔名〕動物「しゃち(鯱)」の別名。

コメント:遡ります

編集部:第2版では、安倍為任『博物図教授法』(1876-77)の例が早いのですが、さらに、68年さかのぼることになります。ちなみに、「鯱」の語釈は「マイルカ科の哺乳類。雄は体長約九メートルに達するが、雌はそれより一~二割ほど小さい。体形はイルカよりずんぐりとして、頭は丸く、上下のあごにがんじょうで鋭い歯をもつ。体は黒く、目の後上方と体側に顕著な白斑がある。胸びれは卵円形で大きく、雄の背びれは長大で直立する。北極・南極のほか世界の海洋に広く分布。魚などを食べるほか、クジラ、アザラシやサメなどを襲って捕食する。さかまた。くじらとおし。しゃちきり。しゃちくじら。しゃちほこ。学名はOrcinus orca」となっています。

著書・作品名:物品識名

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1809年

著者・作者:岡林清達/稿、水谷豊文/補編

掲載ページなど:79ページ下段後ろから4行目(「名古屋叢書三編 第19巻」、1982)

発行元:名古屋市教育委員会