日国友の会

とりしば【—柴】

読者カード 用例 2025年08月20日 公開

2022年02月08日 古書人さん投稿

用例:クロモジ クロモンジ 勢州 トリシバ 奥州
『物品識名』 1809年 岡林清達/稿、水谷豊文/補編
語釈:〔名〕植物「くろもじ(黑文字)」に同じ。

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、『重訂本草綱目啓蒙』(1847)の例が添えられていますが、さらに、38年さかのぼります。ちなみに、「くろもじ」の語釈は「クスノキ科の落葉低木。北海道渡島半島、本州、四国、九州の山地に生える。幹は高さ二~三メートルになり、樹皮には黒色の斑紋がある。葉は柄をもち互生し、長さ五~九センチメートルの狭長楕円形で先がとがる。雌雄異株。春、葉に先だって小さな淡黄色の五弁花を密集してつける。一〇月ごろ、径約六ミリメートルの球形の果実が熟して黒色となる。葉から黒文字油を採り香料とし、材には芳香があるので楊枝(ようじ)を作る。漢名に釣樟を当てるのは誤用。くろとりぎ。とりぎ。とりこしば。とりしば。くろもんじ。学名はLindera umbellata」となっています。

著書・作品名:物品識名

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1809年

著者・作者:岡林清達/稿、水谷豊文/補編

掲載ページなど:79ページ上段後ろから9行目(「名古屋叢書三編 第19巻」、1982)

発行元:名古屋市教育委員会