日国友の会

くじゃくそう【孔雀草】

読者カード 用例 2025年08月19日 公開

2022年02月04日 古書人さん投稿

用例:クジャクサウ ヌリバシ 石長生一種
『物品識名』 1809年 岡林清達/稿、水谷豊文/補編
語釈:〔名〕(1)植物「くじゃくしだ(孔雀羊歯)」の異名。

コメント:解釈1の事例で遡ります

編集部:第2版では、『重訂本草綱目啓蒙』(1847)の例が早いのですが、さらに、38年さかのぼります。ちなみに、「孔雀羊歯」の語釈は「シダ類ウラボシ科の多年草。各地の林下や山地の斜面などに生える。春、地中をはう茎から葉を叢生し高さ三〇~六〇センチメートルぐらいになる。葉は羽状複葉で八~一二個の羽片が扇状に広がり、さらに半月状となり、上縁は鋸歯(きょし)状の切れ込みがある小羽片に分かれる。葉柄は紫黒褐色で光沢があり硬い。扇形に広がった羽片を孔雀の尾羽に見立ててこの名がある。漢名、鉄線蕨草。くじゃくそう。よめのぬりばし。学名はAdiantum pedatum 」となっています。

著書・作品名:物品識名

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1809年

著者・作者:岡林清達/稿、水谷豊文/補編

掲載ページなど:78ページ上段8行目(「名古屋叢書三編 第19巻」、1982)

発行元:名古屋市教育委員会