日国友の会

ぐんばいうちわ【軍配団扇】

読者カード 用例 2025年08月19日 公開

2022年02月04日 古書人さん投稿

用例:グンバイウチワ 遏藍菜
『物品識名』 1809年 岡林清達/稿、水谷豊文/補編
語釈:〔名〕(4)植物「ぐんばいなずな(軍配薺)」の異名。

コメント:解釈4の事例で遡ります

編集部:第2版では、松村任三『日本植物名彙』(1884)の例が添えられていますが、さらに、75年さかのぼります。ちなみに、「軍配薺」の語釈は「アブラナ科の二年草。ヨーロッパ原産。各地の畑や田の畔(あぜ)、路傍などに生える。茎は高さ二〇~六〇センチメートルになる。葉は長楕円形で縁には粗い鋸歯(きょし)があり、下部のものには柄があるが、上部のものは無柄で茎を抱いている。春から夏に、茎頂に小さな白色の十字状花を総状に多数つける。果実が軍配団扇(うちわ)に似ているところからこの名がある。漢名、遏藍菜。ぐんばいうちわ。ぐんばいそう。学名はThlaspi arvense」となっています。

著書・作品名:物品識名

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1809年

著者・作者:岡林清達/稿、水谷豊文/補編

掲載ページなど:78ページ上段3行目(「名古屋叢書三編 第19巻」、1982)

発行元:名古屋市教育委員会