日国友の会

くさえんじゅ【草槐】

読者カード 用例 2025年08月16日 公開

2022年02月02日 古書人さん投稿

用例:クラヽ クサエンジュ 北濃 苦參
『物品識名』 1809年 岡林清達/稿、水谷豊文/補編
語釈:〔名〕植物「くらら(苦参)」の異名。

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、用例を添えることができませんでした。ちなみに、「くらら(苦参)」の語釈は「マメ科の多年草。本州、四国、九州の山野に生える。茎は高さ一メートルぐらいになり、全体に短毛が生える。葉は一〇~一八対の狭い長楕円形で、長さ二~三センチメートルほどの小葉からなる羽状複葉で互生する。六月頃、茎の先端や枝先に花柄を伸ばし長さ二〇センチメートルほどになり、小さな淡黄緑色の蝶形花を多数総(ふさ)状につける。果実はくびれのある円柱形の莢(さや)で長さ七センチメートルぐらいになる。花の暗紅色のものをムラサキクララという。根を乾燥させたものを苦参(くじん)といい、煎じて健胃・利尿・解熱・回虫駆除薬などとする。古くは皮から繊維を取り、紙や織物とした。和名は、根汁を舐(な)めると目がくらむ(くららぐ)ほど苦いということによるという。漢名、苦参。きつねのささげ。くさえんじゅ。くららのき。学名はSophora flavescens 《季・秋》」となっています。

著書・作品名:物品識名

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1809年

著者・作者:岡林清達/稿、水谷豊文/補編

掲載ページなど:77ページ上段9行目(「名古屋叢書三編 第19巻」、1982)

発行元:名古屋市教育委員会