日国友の会

うわみずざくら【上溝桜】

読者カード 用例 2025年08月16日 公開

2022年01月31日 古書人さん投稿

用例:ウハミヅザクラ イヌザクラ
『物品識名』 1809年 岡林清達/稿、水谷豊文/補編
語釈:〔名〕バラ科の落葉高木。各地の山野に生える。高さ一〇~一五メートルに達する。樹皮は紫褐色。小枝の多くは落葉後に落ちる。葉は長さ六~九センチメートル、幅三~五センチメートルの楕円形で先が急に細くなり、縁には鋸歯(きょし)がある。四~五月ごろ、長さ一〇センチメートルぐらいの穂に白い五弁の花が密集して咲く。実は長さ一センチメートルほどの卵形で黄色に熟し、のち、黒くなる。未熟の実は塩づけにして食用とする。「うわみぞざくら」の変化した語で、昔、材の上面にみぞを刻んで占いに用いたことによる。金剛桜。ははか。かにわざくら。学名Prunus grayana

コメント:遡ります

編集部:第2版では、『草木六部耕種法』(1832)の例が添えられていますが、23年さかのぼります。

著書・作品名:物品識名

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1809年

著者・作者:岡林清達/稿、水谷豊文/補編

掲載ページなど:74ページ上段後ろから9行目(「名古屋叢書三編 第19巻」、1982)

発行元:名古屋市教育委員会