日国友の会

まんさく【満作】

読者カード 用例 2025年08月14日 公開

2022年01月27日 古書人さん投稿

用例:ムメズエ マンサク
『物品識名』 1809年 岡林清達/稿、水谷豊文/補編
語釈:〔名〕(4)マンサク科の落葉小高木。本州、四国、九州の山地に生え、庭木ともされる。高さおよそ三メートル。葉は互生して柄をもち、扁倒卵形で質厚く、上面は脈が落ち込んでしわのように見え、縁の上半部は鈍鋸歯(きょし)がある。早春、葉に先だって黄色の四弁花が咲く。花弁は線形。果実は卵球形で短毛を密生、熟すと二裂して黒い種子をはじき出す。葉は咽喉カタルのうがい薬にされ、樹皮で蛇籠などをつくる。和名は、豊年満作の満作の意で、枝いっぱいに花をつけるところからとも、春早く「まっさきに」咲く花の意ともいう。漢名に金縷梅をあてるが、誤用。学名はHamamelis japonica 《季・春》

コメント:遡ります

編集部:第2版では、松村任三『日本植物名彙』(1884)の例が添えられていますが、さらに、75年さかのぼります。

著書・作品名:物品識名

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1809年

著者・作者:岡林清達/稿、水谷豊文/補編

掲載ページなど:69ページ上段4行目(「名古屋叢書三編 第19巻」、1982)

発行元:名古屋市教育委員会