日国友の会

ねず【杜松】

読者カード 用例 2025年08月10日 公開

2022年01月20日 古書人さん投稿

用例:ネズ ムロ 杜松
『物品識名』 1809年 岡林清達/稿、水谷豊文/補編
語釈:〔名〕ヒノキ科の常緑低木または高木。本州、四国、九州の丘陵などの日当たりのよい所に生え、庭木や盆栽ともされる。大きいものは高さ一五メートル、径三〇センチメートルに達する。樹皮は灰赤黒色。葉は針形で横断面は三角形、先は鋭くとがり、小枝の節ごとに三本ずつ輪生する。雌雄異株。春、葉腋に小さな単性花をつける。果実は径一センチメートルたらずの球形で紫黒色に熟し、漢方では杜松子(としょうし)といい利尿薬に用いる。材は建築・器具・彫刻用とする。和名は「ねずみさし」の略で、とがった葉が鼠を刺して防ぐということによる。ねずみさし。むろ。むろのき。学名はJuniperus rigida

コメント:遡ります

編集部:第2版では、松村任三『日本植物名彙』(1884)の例が添えられていますが、さらに、75年さかのぼります。

著書・作品名:物品識名

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1809年

著者・作者:岡林清達/稿、水谷豊文/補編

掲載ページなど:64ページ下段後ろから7行目(「名古屋叢書三編 第19巻」、1982)

発行元:名古屋市教育委員会