日国友の会

つちはんみょう【土斑猫】

読者カード 用例 2025年08月01日 公開

2022年01月18日 古書人さん投稿

用例:ツチハンメウ 地膽
『物品識名』 1809年 岡林清達/稿、水谷豊文/補編
語釈:〔名〕コウチュウ目ツチハンミョウ科に属する昆虫の総称。体長一~三センチメートル。一般に、腹部は太く、前ばねは柔らかくて短く、腹部の後方は露出する。後ろばねを欠き、地上をはうだけで飛ぶことはできない。濃青色のものが多いが、黒・黄褐・赤褐色のものもある。捕えると、脚の関節からカンタリジンを含んだ悪臭のある黄色の毒液を出す。幼虫はカゲロウ型・オサムシ型など過変態をし、ハナバチ類の巣、バッタ類の卵塊などに寄生する。成虫は春、雑草の間などに現われる。日本では黒青色のヒメツチハンミョウや薬用となるマメハンミョウなど一五種が分布する。にわつつ。学名はMeloidae

コメント:遡ります

編集部:第2版では、『重訂本草綱目啓蒙』(1847)の例が添えられていますが、さらに、38年さかのぼります。

著書・作品名:物品識名

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1809年

著者・作者:岡林清達/稿、水谷豊文/補編

掲載ページなど:63ページ下段後ろから3行目(「名古屋叢書三編 第19巻」、1982)

発行元:名古屋市教育委員会