日国友の会

つちがき【土柿】

読者カード 用例 2025年08月01日 公開

2022年01月17日 古書人さん投稿

用例:ツチガキ キツネノチャブクロ 馬悖(ホコリタケ)ノ一種
『物品識名』 1809年 岡林清達/稿、水谷豊文/補編
語釈:〔名〕きのこ「つちぐり(土栗)」の異名。

コメント:遡ります

編集部:第2版では、『重訂本草綱目啓蒙』(1847)の例が添えられていますが、さらに、38年さかのぼります。ちなみに、「土栗」の語釈は「担子菌類クチベニタケ科のきのこ。広く世界に分布し、夏から秋にかけ、山野の路傍に発生する。子実体は黒褐色で、初め扁球形をし径約二センチメートル。熟すと厚い革質の外皮が六~一二片に裂けて外側に反り返り内皮を現わす。内皮は球形で薄い袋状をし、頂端に胞子を出す孔がある。外皮の裂片は湿気を含むと外側に大きく開き、乾くと内側に強く巻き込み、この時裂片の先端が内皮を圧して胞子の飛散を行なう。また、巻いて丸くなった子実体は、風でころがることもある。つちがき。つちがきたけ。ままだんご。学名はAstraeus hygrometricus」となっています。

著書・作品名:物品識名

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1809年

著者・作者:岡林清達/稿、水谷豊文/補編

掲載ページなど:63ページ上段2行目(「名古屋叢書三編 第19巻」、1982)

発行元:名古屋市教育委員会