日国友の会

きんちゃくまめ【巾着豆】

読者カード 用例 2025年07月27日 公開

2022年01月10日 古書人さん投稿

用例:タンキリマメ キンチャクマメ 鹿藿
『物品識名』 1809年 岡林清達/稿、水谷豊文/補編
語釈:〔名〕植物「つるまめ(蔓豆)」の古名。

コメント:遡ります

編集部:第2版では、『重訂本草綱目啓蒙』(1847)の例が添えられていますが、さらに、38年さかのぼります。ちなみに、「蔓豆」の語釈は「マメ科のつる性一年草。本州、四国、九州、シベリア東部、朝鮮、中国の原野に生える。茎は長くのびて他物にからむ。全体に黄褐色の細毛を密生する。葉は狭楕円形ないし披針形の三個の小葉からなる。夏から秋にかけ、葉腋にごく短い総状花序を出し紫色の小さな蝶形花を三~四個ずつつける。莢は長さ二~三センチメートル、褐色の長毛で密におおわれ、二~三個の種子を含む。ダイズに極めてよく似ていて、ダイズの原種と考えられている。家畜の飼料や水田の肥料にする。漢名、鹿藿。のまめ。学名はGlycine soja」となっています。

著書・作品名:物品識名

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1809年

著者・作者:岡林清達/稿、水谷豊文/補編

掲載ページなど:57ページ下段後ろから7行目(「名古屋叢書三編 第19巻」、1982)

発行元:名古屋市教育委員会