日国友の会

げんごにぜっす【言語に絶す】

読者カード 用例 2025年07月27日 公開

2022年01月09日 古書人さん投稿

用例:温泉守は既に十日以前に里に下りたるを以て、この寂寞なる事殆んど言語(ゲンゴ)に絶(ゼッ)す、〔地理・日光山の奥〕
『太陽(第貳巻第参号)』 1896年 田山花袋
語釈:程度がはなはだしくてことばでいいあらわせない。ことばで説明できないほどの光景である。ごんごに絶する。

コメント:「げんご」の確例です

編集部:「言語に絶す」の語形では、島崎藤村『夜明け前』(1932-35)の例よりも、39年さかのぼることになります。しかも、確例ですね。

著書・作品名:太陽(第貳巻第参号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年

著者・作者:田山花袋

掲載ページなど:748ページ下段後ろから8行目

発行元:博文館