日国友の会

かごのき【鹿子木】

読者カード 用例 2025年07月22日 公開

2021年12月23日 古書人さん投稿

用例:カゴノキ 六駁
『物品識名』 1809年 岡林清達/稿、水谷豊文/補編
語釈:〔名〕クスノキ科の常緑高木。関東以西の暖地に生え、高さ一五~二〇メートルに達する。葉は革質で、長さ五~一〇センチメートルの先のとがった長楕円形、裏面に灰白色の細毛を密につけ、葉柄をもち互生する。夏、黄色の小花が葉腋(ようえき)に密生する。雌雄異株。果実は直径七~八ミリメートルの小球形で、翌年の夏に紅熟する。淡紫黒色の樹皮がところどころまるくはげ落ち、その跡が淡黄白色のため鹿の子模様となるところからこの名がある。材は淡紅色を帯び、しなやかで強い。建築・器具材、薪炭材などとする。同属にバリバリノキ(アオカゴノキ)があるが、樹皮が平滑で葉は長さ一〇~二五センチメートル、果実は黒熟する。こがのき。かのこが。かごがし。かごこか。こがたぶ。学名はLitsea coreana

コメント:遡ります

編集部:第2版では、松村任三『日本植物名彙』(1884)の例が添えられていますが、さらに、75年さかのぼります。

著書・作品名:物品識名

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1809年

著者・作者:岡林清達/稿、水谷豊文/補編

掲載ページなど:53ページ上段1行目(「名古屋叢書三編 第19巻」、1982)

発行元:名古屋市教育委員会