日国友の会

かなめがし【要樫】

読者カード 用例 2025年07月21日 公開

2021年12月22日 古書人さん投稿

用例:カナメガシ ソバノキ 勢州
『物品識名』 1809年 岡林清達/稿、水谷豊文/補編
語釈:〔名〕植物「かなめもち(要黐)」の異名。《季・夏》

コメント:遡ります

編集部:第2版では、松村任三『日本植物名彙』(1884)の例が早いのですが、さらに、75年さかのぼります。ちなみに、「要黐」の語釈は「バラ科の常緑小高木。本州中部以南の暖地に生え、また、生け垣や庭木とされる。高さ三~五メートル。葉は短い柄があって互生し、革質、両端のとがった長楕円形で長さ五~一〇センチメートル、縁に細かい鋸歯(きょし)がある。若葉は紅色を帯び美しい。五月ごろ、枝先に径約一〇センチメートルの半球状の花序を出し、小さな白色の五弁花を多数つける。果実は球状で紅熟する。かなめがし。かなめのき。あかめもち。あかめのき。そばのき。学名はPhotinia glabra 《季・夏》」となっています。

著書・作品名:物品識名

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1809年

著者・作者:岡林清達/稿、水谷豊文/補編

掲載ページなど:52ページ下段後ろから1行目(「名古屋叢書三編 第19巻」、1982)

発行元:名古屋市教育委員会