日国友の会

サッサフラス

読者カード 用例 2025年07月21日 公開

2021年12月20日 古書人さん投稿

用例:大抵山牛蒡根。朴窟福烏篤。薩撒弗刺斯(サッサフラス)。瑞香。蜀羊泉。等ヲ加ヘ。〔巻一〕
『遠西医方名物考補遺』 1834年 宇田川榛齋
語釈:〔名〕(オランダ sassafras)クスノキ科の落葉高木。北アメリカ原産。幹は高さ約六~一五メートルに達する。樹皮は黄褐色。葉は長さ約一〇センチメートルの卵形でしばしば三裂する。雌雄異株。春、葉に先だち緑黄色の小花をつける。果実は径約一・五センチメートルの卵形で藍黒色に熟す。根部は梅毒の治療に用い、樹皮、根からサッサフラス油をとり、また利尿・発汗・浄血薬やせっけん、香料などの原料ともなる。サッサフラスの木。学名はSassafras albidum

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、『物類品隲』(1763)と奥山虎章『医語類聚』(1872)の例が添えられていますが、文例として、また、当て字に読みのついた例としてはこれが初めてですね。

著書・作品名:遠西医方名物考補遺

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1834年

著者・作者:宇田川榛齋

掲載ページなど:21丁ウ後ろから2行目

発行元:青藜閣