日国友の会

がんくびそう【雁首草】

読者カード 用例 2025年07月17日 公開

2021年12月17日 古書人さん投稿

用例:ガンクビサウ 狗児菜
『物品識名』 1809年 岡林清達/稿、水谷豊文/補編
語釈:〔名〕(2)植物「こやぶタバコ(小籔煙草)」の異名。

コメント:解釈1の事例で遡ります

編集部:漢名「狗児菜」から、これは(2)の「小藪煙草」のことと思われます。2014年3月29日付けで、nanyakayaさんに、『泰西本草名疏・上』(1829)の例をご紹介いただいていますが、さらに、20年さかのぼります。ちなみに、「小藪煙草」の語釈は「キク科の越年草。各地の山野に生える。高さ六〇~九〇センチメートル。茎はまばらに分枝する。下部の葉は楕円形または卵状楕円形で長い葉柄があり、上部の葉は小形の広披針形で葉柄が短く、いずれも縁に鋸歯(きょし)がある。秋に、管状花だけからなる径一センチメートル内外の淡緑白色の頭状花を、枝の先に斜め下向きにつける。がんくびそう。学名はCarpesium cernum」となっています。

著書・作品名:物品識名

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1809年

著者・作者:岡林清達/稿、水谷豊文/補編

掲載ページなど:50ページ下段4行目(「名古屋叢書三編 第19巻」、1982)

発行元:名古屋市教育委員会