日国友の会

かぎかずら【鉤葛】

読者カード 用例 2025年07月17日 公開

2021年12月17日 古書人さん投稿

用例:カギカヅラ チャウトウカウト云ハ誤ナリ 釣藤
『物品識名』 1809年 岡林清達/稿、水谷豊文/補編
語釈:〔名〕アカネ科のつる性木本。房総半島以西の山地に生える。長さ一〇メートル以上にもなる。若い茎の断面は四角形。葉は長さ五~一〇センチメートル、先のとがった楕円形で対生する。腋芽が変化し、反曲した鉤が各節に一~二個あり、これで他物にからみつく。夏、長い花柄を出し、先端が五裂している長さ七~八ミリメートルの筒形小花を球状につける。鉤はアルカロイドを含み、鎮静剤にしたり、ひきつけや頭痛、高血圧症などに用いる。からすのかぎづる。かぎいばら。学名はUncaria rhynchophylla

コメント:遡ります

編集部:第2版では、『重訂本草綱目啓蒙』(1847)の例が早いのですが、さらに、38年さかのぼります。

著書・作品名:物品識名

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1809年

著者・作者:岡林清達/稿、水谷豊文/補編

掲載ページなど:50ページ上段後ろから4行目(「名古屋叢書三編 第19巻」、1982)

発行元:名古屋市教育委員会