日国友の会

かたこゆり【片子百合】

読者カード 用例 2025年07月15日 公開

2021年12月10日 古書人さん投稿

用例:カタコユリ ハツユリ 車前葉山慈姑
『物品識名』 1809年 岡林清達/稿、水谷豊文/補編
語釈:〔名〕植物「かたくり(片栗)」の異名。

コメント:遡ります

編集部:第2版では、松村任三『日本植物名彙』(1884)の例が添えられていますが、75年さかのぼります。ちなみに、「片栗」の語釈は「ユリ科の多年草。北海道、本州、まれに九州、四国の山地の樹陰に生える。高さ約二〇センチメートル。春、地下の鱗茎から二葉を出す。葉は長柄をもち、長さ六~九センチメートルの先のとがった長卵形で、紫色の斑紋がある。四~五月頃、葉間から花茎を出し、茎頂に径四~五センチメートルの紅紫色の花を下向きに単生する。花被は六片で反曲する。鱗茎はでんぷんを含み、片栗粉の原料。若葉は食べられる。車前葉、山慈姑は和製漢名で正しくない。かたこ。ぶんだいゆり。かたかご。かたかし。学名はErythronium japonicum ▼かたくりの花 《季・春》」となっています。

著書・作品名:物品識名

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1809年

著者・作者:岡林清達/稿、水谷豊文/補編

掲載ページなど:49ページ上段後ろから3行目(「名古屋叢書三編 第19巻」、1982)

発行元:名古屋市教育委員会