日国友の会

わんじゅ【彎珠】

読者カード 用例 2025年07月12日 公開

2021年12月08日 古書人さん投稿

用例:ワンジュ ハカマカヅラ
『物品識名』 1809年 岡林清達/稿、水谷豊文/補編
語釈:〔名〕植物「はかまかずら(袴葛)」の異名。

コメント:遡ります

編集部:第2版では、随筆『海録』(1820-37)の例が早いのですが、さらに、28年さかのぼります。ちなみに、「袴葛」の語釈は「マメ科のつる性常緑木本。紀伊半島、四国、九州、沖縄の海岸近くの森林に生える。葉は円心形で先端は二裂し長さ五~一〇センチメートルで長柄をもつ。初夏、茎頂または葉腋から総状花序をのばし、淡黄緑色の花を多数つける。花は径二センチメートル内外、花弁は五枚でほぼ円形。若い枝や葉、花には赤褐色の短毛が密布。豆果は長楕円形で扁平、長さ五~八センチメートル、熟すと裂け、二~四個の種子がある。和名は葉の形を袴に見たてたもの。わんじゅ。学名はLasiobema japonica」となっています。

著書・作品名:物品識名

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1809年

著者・作者:岡林清達/稿、水谷豊文/補編

掲載ページなど:47ページ下段後ろから1行目(「名古屋叢書三編 第19巻」、1982)

発行元:名古屋市教育委員会