日国友の会

きつねのタバコ【狐煙草】

読者カード 用例 2025年07月11日 公開

2021年12月04日 古書人さん投稿

用例:ヲグルマ キツネノタバコ 越後 施覆花 滴漏花
『物品識名』 1809年 岡林清達/稿、水谷豊文/補編
語釈:〔名〕(3)植物「おぐるま(小車)」の異名。

コメント:解釈3の事例で遡ります

編集部:第2版では、『重訂本草綱目啓蒙』(1847)の例が添えられていますが、さらに、38年さかのぼります。ちなみに、「小車」の語釈は「キク科の多年草。北海道・本州・九州の原野や畔などの湿った場所に生える。茎は直立し、高さ三〇~六〇センチメートルになり、上方で枝を分かつ。全体に毛がある。葉は互生し、先のとがった楕円形状で、長さ五~一〇センチメートルになり、縁に浅い鋸歯(きょし)があり、上方につく葉は茎を包む。夏から秋にかけて枝の先端に径約三センチメートルの黄色い頭花が咲く。周辺花は一列に並んだ黄色の舌状花で、中心花は濃黄色の筒状花が密生している。漢名、旋覆花。のぐるま。かまつぼぐさ。学名はInula japonica 《季・秋》」となっています。

著書・作品名:物品識名

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1809年

著者・作者:岡林清達/稿、水谷豊文/補編

掲載ページなど:46ページ下段4行目(「名古屋叢書三編 第19巻」、1982)

発行元:名古屋市教育委員会