日国友の会

あわばな【粟花】

読者カード 用例 2025年07月11日 公開

2021年12月03日 古書人さん投稿

用例:ヲミナメシ アワバナ 敗醤 苦薺菜
『物品識名』 1809年 岡林清達/稿、水谷豊文/補編
語釈:〔名〕植物「おみなえし(女郎花)」の異名。《季・秋》

コメント:遡ります

編集部:第2版では、柳田国男『先祖の話』(1946)の例が添えられていますが、137年さかのぼります。ちなみに、「女郎花」の語釈は「(「おみなべし」とも)(1)オミナエシ科の多年草。各地の日当たりのよい山野に生える。秋の七草の一つ。茎は直立して高さ〇・六~一メートルくらいになる。葉は対生し、長さ六~一二センチメートルの長楕円形で羽状に分裂する。夏から秋にかけて、枝の先端部に黄色の小さな花が多数、密に集まって咲く。根を煎(せん)じたものは吐血、鼻血などに薬効があるという。漢名は黄花龍芽で、敗醤はオトコエシの漢名。おみなし。おみなめし。ちめぐさ。あわばな。学名は Patrinia scabiosaefolia 《季・秋》」となっています。

著書・作品名:物品識名

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1809年

著者・作者:岡林清達/稿、水谷豊文/補編

掲載ページなど:46ページ上段6行目(「名古屋叢書三編 第19巻」、1982)

発行元:名古屋市教育委員会