日国友の会

おおつづらふじ【大葛藤】

読者カード 用例 2025年07月07日 公開

2021年11月29日 古書人さん投稿

用例:ヲホツヾラフシ ツタノハカヅラ 漢防巳 防巳ノ條
『物品識名』 1809年 岡林清達/稿、水谷豊文/補編
語釈:〔名〕植物「つづらふじ(葛藤)」の異名。

コメント:遡ります

編集部:第2版では、『重訂本草綱目啓蒙』(1847)の例が早いのですが、さらに、38年さかのぼります。ちなみに、「葛藤」の語釈は「ツヅラフジ科のつる性落葉木。本州の関東以西、四国、九州や中国の山地に生える。茎は他物にからんで伸びる。葉は長柄をもち円形・広卵形または多角形で掌状に浅裂するものもある。雌雄異株。夏、葉腋から花軸が出て、ごく小さな淡黄色の六弁花が円錐状に群がってつく。果実は球形で黒い。つるで籠などを編む。根は漢防己(かんぼうき)といい、利尿・リューマチの薬として煎服(せんぷく)する。漢名、防己。あおかずら。あおつづら。おおつづらふじ。つたのはかずら。学名はSinomenium acutum 《季・夏》」となっています。

著書・作品名:物品識名

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1809年

著者・作者:岡林清達/稿、水谷豊文/補編

掲載ページなど:45ページ下段後ろから5行目(「名古屋叢書三編 第19巻」、1982)

発行元:名古屋市教育委員会