日国友の会

イートン

読者カード 語釈 2025年07月06日 公開

2021年11月29日 古書人さん投稿

用例:夫よりハ二三のイトン以來の親友の外にハ曾て人にも面會せず一心不亂に勉強したりしかば〔第四十九回〕
『政党余談春鶯囀(第三篇)』 1884年 関直彦(訳)
語釈:「イートンカレッジ」の略。

コメント:イートンカレッジの略の事例で遡ります

編集部:2011年6月2日付けで、ぽんちさんに、加賀乙彦『帰らざる夏』(1973)の例をご紹介いただいていますが、さらに、89年さかのぼります。ちなみに、「イートンカレッジ」の語釈は「(Eton College)ロンドン西方の古都イートンにあるパブリックスクール。一四四〇年へンリー六世が創設。上流富裕階級の男子子弟を全寮制で教育」となっています。

著書・作品名:政党余談春鶯囀(第三篇)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1884年

著者・作者:関直彦(訳)

掲載ページなど:181ページ後ろから3行目

発行元:坂上半七