けいかんせき【鶏冠石】
読者カード 用例 2025年07月06日 公開
用例: | ヲワウ〈略〉ケイカンセキ 鶏冠雄黄 雄黄ノ條 |
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『物品識名』 1809年 岡林清達/稿、水谷豊文/補編 | |
語釈: | 〔名〕砒素の硫化鉱物。オーロラ赤色、オレンジ黄色などの樹脂光沢をもつ単斜晶系短柱状結晶。長時間光をあてると石黄と方砒素(ほうひそ)鉱に変質し、粉末状になる。熱水性・噴気性鉱床中に産する。花火に用いられる。リアルガー。鶏冠。雄黄(きに)。 |
コメント:遡ります
編集部:第2版では、小藤・神保・松島『鉱物字彙』(1890)の例が添えられていますが、81年さかのぼります。
著書・作品名:物品識名
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1809年
著者・作者:岡林清達/稿、水谷豊文/補編
掲載ページなど:45ページ下段3行目(「名古屋叢書三編 第19巻」、1982)
発行元:名古屋市教育委員会