じしばり【地縛】

読者カード 用例 2025年07月06日 公開

2021年11月26日 古書人さん投稿

用例：	ヂシバリ　芩　詩經
	『物品識名』 1809年 岡林清達／稿、水谷豊文／補編
語釈：	〔名〕(1)キク科の多年草。各地の田畑や路傍に生える。高さ約一〇センチメートル。茎は細長く、地をはって節からよく発根する。葉は長さ一～二センチメートルの卵状楕円形で長柄をもち根ぎわに束生するほか、茎にまばらに互生する。春、花茎の頂に舌状花だけからなる径約二センチメートルの黄色い頭花を一～三個つける。果実には白い冠毛がある。いわにがな。はいじしばり。学名はIxeris stolonifera

コメント：解釈１の事例で遡ります

編集部：第2版では、『重訂本草綱目啓蒙』（1847）の例が早いのですが、さらに、38年さかのぼります。

著書･作品名：物品識名

媒体形式：単行本

刊行年（月日）：1809年

著者･作者：岡林清達／稿、水谷豊文／補編

掲載ページなど：43ページ上段後ろから6行目（「名古屋叢書三編　第１９巻」、1982）

発行元：名古屋市教育委員会