しょくじん【食人】
読者カード 用例 2025年07月06日 公開
用例: | 南岬(サウスケープ)よりベントレー港の間、及び其近傍の島嶼中には、今も猶食人(ショクジン)の風ありて、〔地理・ニューギニヤの風土〕 |
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『太陽(第貳巻第参号)』 1896年 在川生 | |
語釈: | 〔名〕人肉を食うこと。また、その風習。未開人の社会にひろく見られ、宗教的儀式である場合が多いといわれる。コロンブスの新大陸到達当時、カリブ海周辺のカニバル(カリバルとも)という部族にこの風習があったと思われていたところから、カニバリズムともいう。 |
コメント:遡ります
編集部:第2版では、芳賀矢一『国民性十論』(1907)の例が早いのですが、さらに、11年さかのぼります。
著書・作品名:太陽(第貳巻第参号)
媒体形式:雑誌
刊行年(月日):1896年
著者・作者:在川生
掲載ページなど:735ページ上段8行目
発行元:博文館