日国友の会

おはぐろとんぼ【御歯黒蜻蛉】

読者カード 用例 2025年07月01日 公開

2021年11月22日 古書人さん投稿

用例:トンボ〈略〉ヲハグロトンボ ヤナギジョロウ
『物品識名』 1809年 岡林清達/稿、水谷豊文/補編
語釈:〔名〕「はぐろとんぼ(羽黒蜻蛉)」に同じ。《季・夏》

コメント:遡ります

編集部:第2版では、『重訂本草綱目啓蒙』(1847)の例が早いのですが、さらに、38年さかのぼります。ちなみに、「羽黒蜻蛉」の語釈は「トンボ目カワトンボ科の昆虫。体長五~六センチメートル。腹部が普通のトンボより細長く、雄は金緑色、雌は黒褐色を呈する。はねはいずれも黒色で静止の際に直立させる。本州以南に分布し、七~九月に平地の水辺で普通にみられる。和名は翅が黒いという意味と、その色が女性が歯を黒く染めたお歯黒に似ているのと両方をかけたものという。かねつけとんぼ。おはぐろとんぼ。くろやんま。学名はCalopteryx atrata」となっています。

著書・作品名:物品識名

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1809年

著者・作者:岡林清達/稿、水谷豊文/補編

掲載ページなど:42ページ上段7行目(「名古屋叢書三編 第19巻」、1982)

発行元:名古屋市教育委員会