かいあわび【貝鮑】
読者カード 用例 2025年06月30日 公開
| 用例: | かいあはび。御しる。がん。あつめに。 |
|---|---|
| 『祇園會御見物御成記』 1522年 | |
| 語釈: | 〔名〕「あわび(鮑)」に同じ。 |
コメント:遡ります
編集部:第2版では、『日葡辞書』(1603-04)の例が添えられていますが、さらに、82年さかのぼることになります。ちなみに、「鮑」の語釈は「ミミガイ科に属するクロアワビ、メガイアワビ、マダカアワビなどアワビ類の総称。北海道、本州、四国、九州の沿岸に分布。巻貝だが、巻いた部分は小さく、殻は楕円形で殻口は著しく大きく、広い足で岩礁に付着する。殻が二枚貝の片側だけのように見えるので「片思い」のたとえにいう。長さ一〇~二〇センチメートル。表面は主に褐色で、孔が一列に並ぶが、後半の三~四個以外は孔がふさがっている。開いている孔は出水孔で、糞もここから出る。雌雄異体。内面には強い真珠光沢がある。肉は食用、殻は螺鈿(らでん)、貝細工、貝ボタンの材料になる。《季・夏》」となっています。
著書・作品名:祇園會御見物御成記
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1522年
著者・作者:
掲載ページなど:364ページ下段後ろから7行目(「群書類従 第拾四輯 巻四百九」、1982)
発行元:経済雑誌社(明治34年再翻刻)
