日国友の会

どうかんそう【道潅草】

読者カード 用例 2025年06月25日 公開

2021年11月16日 古書人さん投稿

用例:ドウクワンサウ 王不留行
『物品識名』 1809年 岡林清達/稿、水谷豊文/補編
語釈:〔名〕ナデシコ科の一年草、または越年草。南ヨーロッパ原産で、江戸時代に渡来し、観賞用に栽培される。高さ約五〇センチメートル。葉は対生し、卵状披針形で長さ約六センチメートル、先はとがり基部は茎を抱く。五月ごろ、梢上に淡紅色の、縁に細かい鋸歯(きょし)のある花が集散花序に咲く。萼(がく)は尖塔形で五稜がある。種子は止血・鎮痛薬に用いる。江戸日暮里の道灌山の薬草園に植えられていたところからこの名がある。漢名、王不留行・麦藍菜。すずくさ。かさくさ。学名はVaccaria hispanica 《季・夏》

コメント:遡ります

編集部:第2版では、『重訂本草綱目啓蒙』(1847)の例が早いのですが、さらに、38年さかのぼります。

著書・作品名:物品識名

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1809年

著者・作者:岡林清達/稿、水谷豊文/補編

掲載ページなど:40ページ下段後ろから9行目(「名古屋叢書三編 第19巻」、1982)

発行元:名古屋市教育委員会