日国友の会

がべいにきす【画餅に帰す】

読者カード 用例 2025年06月13日 公開

2021年11月15日 古書人さん投稿

用例:されば曾て相誓ひしことも、畫餅(グワベイ)に歸せしのみか、八郎は却て結城々に兵を動かせしを詰責するほどなりしかども、〔史傳・結城藩の亂〕
『太陽(第貳巻第参号)』 1896年 田邊太一
語釈:(絵にかいた餠は食べられないところから)考えや計画などが失敗に終わって、すっかりだめになる。むだぼねおりになる。

コメント:「画餅に帰す」の初事例です

編集部:「画餅に属す」ではなく、「画餅に帰す」の例としては、森田草平『煤煙』(1909)の例よりも、13年さかのぼります。

著書・作品名:太陽(第貳巻第参号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年

著者・作者:田邊太一

掲載ページなど:728ページ下段9行目

発行元:博文館