日国友の会

ほこりたけ【埃茸】

読者カード 用例 2025年06月12日 公開

2021年11月13日 古書人さん投稿

用例:ホコリタケ ミヽツブレ 馬勃 灰色 魯府禁方
『物品識名』 1809年 岡林清達/稿、水谷豊文/補編
語釈:〔名〕(1)担子菌類ホコリタケ科のキノコの総称。キノコの体は外皮に包まれ、胞子は成熟するまで外に現われない。いずれも若いときは肉が白く食用となるが、胞子が熟すとキノコの外皮が破れて外に吹き出し、ほこりのような状態を呈する。主なものにオニフスベ、ホコリタケなどがある。

コメント:解釈1の初事例です

編集部:第2版では、俳諧『春鴻句集』(1803頃)の例が添えられています。

著書・作品名:物品識名

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1809年

著者・作者:岡林清達/稿、水谷豊文/補編

掲載ページなど:37ページ下段後ろから2行目(「名古屋叢書三編 第19巻」、1982)

発行元:名古屋市教育委員会