日国友の会

ホルトそう【—草】

読者カード 用例 2025年06月12日 公開

2021年11月13日 古書人さん投稿

用例:ホルトサウ 續随子
『物品識名』 1809年 岡林清達/稿、水谷豊文/補編
語釈:〔名〕トウダイグサ科の二年草。西南アジア原産で、日本へは天文年間(一五三二~五五)に渡来し、観賞用、または薬用に栽培される。高さ約八〇センチメートル。葉は線形か披針形で対生し、苞葉は卵形。夏、梢頭に緑色の小総苞に包まれた小花序ができ、小花序には、一個の雌花と多数の雄花ができる。果実は扁卵形で径約一センチメートル。有毒植物。漢方では種子を続随子(ぞくずいし)といい利尿薬・下剤に用いる。漢名、続随子。こはず。学名はEuphorbia lathyris

コメント:遡ります

編集部:2014年3月30日付けで、nanyakayaさんに、『泰西本草名疏・上』(1829)の例をご紹介いただいていますが、20年さかのぼります。

著書・作品名:物品識名

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1809年

著者・作者:岡林清達/稿、水谷豊文/補編

掲載ページなど:37ページ下段後ろから6行目(「名古屋叢書三編 第19巻」、1982)

発行元:名古屋市教育委員会