くさらん【草蘭】
読者カード 用例 2025年06月12日 公開
用例: | ホクリ クサラン 春蘭一種 |
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『物品識名』 1809年 岡林清達/稿、水谷豊文/補編 | |
語釈: | 〔名〕植物「しゅんらん(春蘭)」の異名。 |
コメント:取り敢えず
編集部:第2版では、用例が入りませんでした。ちなみに、「春蘭」の語釈は「ラン科の常緑多年草。各地の乾いた山野に生え、観賞用に栽培もされる。高さ約二〇センチメートル。ひげ根は太く白い肉質で地中を横にはう。葉は長さ二〇~五〇センチメートルの広線形、先はとがって垂下し、縁は細い鋸歯(きょし)状。早春、葉間から花茎を出し、頂に紅紫色の斑点のある淡黄緑色の花が通常一個咲く。花は塩漬けにし湯に入れて飲用する。漢名は春蘭だが、真の春蘭は、支那春蘭(略)と呼ばれる香気のあるものをさす。ほくろ。学名はCymbidium goeringii 《季・春》」となっています。
著書・作品名:物品識名
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1809年
著者・作者:岡林清達/稿、水谷豊文/補編
掲載ページなど:37ページ下段後ろから7行目(「名古屋叢書三編 第19巻」、1982)
発行元:名古屋市教育委員会