日国友の会

みちやなぎ【道柳】

読者カード 用例 2025年06月12日 公開

2021年11月12日 古書人さん投稿

用例:ニハヤナギ ミチヤナギ 萹蓄 猪牙草本草原始
『物品識名』 1809年 岡林清達/稿、水谷豊文/補編
語釈:〔名〕植物「にわやなぎ(庭柳)」お異名。

コメント:遡ります

編集部:第2版では、『重訂本草綱目啓蒙』(1847)の例が添えられていますが、さらに、38年さかのぼります。ちなみに、「庭柳」の語釈に〈「かわやなぎ(川柳)」に同じ〉とあり、「川柳」の語釈は「(1)川のほとりにあるやなぎ。ふつう、ネコヤナギをさし、その別名ともする。かわやぎ。かわばたやなぎ。《季・春》」となっています。

著書・作品名:物品識名

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1809年

著者・作者:岡林清達/稿、水谷豊文/補編

掲載ページなど:35ページ下段後ろから6行目(「名古屋叢書三編 第19巻」、1982)

発行元:名古屋市教育委員会