にわやなぎ【庭柳】
読者カード 用例 2025年06月12日 公開
用例: | ニハヤナギ ミチヤナギ 萹蓄 猪牙草本草原始 |
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『物品識名』 1809年 | |
語釈: | 〔名〕(2)タデ科の一年草。各地の日当たりのよい路傍や空地に普通に生える。茎は伏臥、斜上または叢生して高さ一〇~四〇センチメートルになり、よく分枝する。葉は長楕円形で長さ一・五~四センチメートル。鞘状の托葉がある。五月から一〇月、葉腋に数個ずつ淡緑色でわずかに紅色を帯びた径四ミリメートルほどの花を開く。全草を干したものを萹蓄(へんちく)といい、利尿・腹痛・黄疸・虫下しの薬に用いる。漢名、萹蓄。みちやなぎ。学名はPolygonum aviculare 《季・夏》 |
コメント:遡ります
編集部:第2版では、『重訂本草綱目啓蒙』(1847)の例が早いのですが、さらに、38年さかのぼります。
著書・作品名:物品識名
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1809年
著者・作者:
掲載ページなど:35ページ下段後ろから6行目(「名古屋叢書三編 第19巻」、1982)
発行元:名古屋市教育委員会