日国友の会

さんぱくそう【三白草】

読者カード 用例 2025年06月06日 公開

2021年11月05日 古書人さん投稿

用例:ハンゲセウ カタシロクサ 三白草 三葉白艸
『物品識名』 1809年 岡林清達/稿、水谷豊文/補編
語釈:〔名〕植物「はんげしょう(半夏生)」の漢名。《季・夏》

コメント:二通りの読み方があったので、「さんぱくそう」としました

編集部:第2版では、『薬品手引草』(1778)の例が添えられています。ちなみに、「半夏生」の語釈は「ドクダミ科の多年草。本州から沖縄にかけての低湿地に生え、観賞用または薬用に栽培されることもある。高さ〇・六~一メートル。全体に一種の臭気がある。葉は長楕円形で基部はやや耳形になり長さ約一〇センチメートル。七月、茎の上部に下半部が白い葉を二~三枚つけ、そのわきから淡黄色の花弁のない小さな虫媒花を密生した花穂をたれる。茎・葉を胃腸・袪痰(きょたん)薬に用いる。和名は、半夏生の頃に白い葉をつけるからとも、また、葉の半面が白いのを半分化粧したという意味からともいう。漢名、三白草。かたしろぐさ。かたじろ。みつじろ。おしろいかけ。はんげしょうぐさ。学名はSaururus chinensis」となっています。

著書・作品名:物品識名

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1809年

著者・作者:岡林清達/稿、水谷豊文/補編

掲載ページなど:32ページ上段後ろから3行目(「名古屋叢書三編 第19巻」、1982)

発行元:名古屋市教育委員会