日国友の会

ろうのき【蝋木】

読者カード 用例 2025年06月23日 公開

2021年11月01日 古書人さん投稿

用例:ロウノキ ハゼウルシ 漆一種
『物品識名』 1809年 岡林清達/稿、水谷豊文/補編
語釈:〔名〕(果実から木蝋を取るところから)植物「はぜのき(黄櫨)」の異名。《季・夏》

コメント:遡ります

編集部:2014年4月1日付けで、nanyakayaさんに、『泰西本草名疏・下』(1829)の例をご紹介いただいていますが、さらに、20年さかのぼることになります。ちなみに、「はぜのき」の語釈は「ウルシ科の落葉高木。昔、琉球から渡来したもので、実から蝋(ろう)を採るために栽培されていたものが野生化し、今では、本州の関東以西・四国・九州の暖地に生える。高さ一〇メートル、径六〇センチメートルに達する。葉は奇数羽状複葉で七~一五枚の小葉からなり、枝先に密に互生し、秋に紅葉する。雌雄異株。初夏、葉腋から長さ約一〇センチメートルの円錐花序を下垂し、小さな黄緑色の五弁花が群がって咲く。果実は径約一センチメートルの楕円形で白く熟し、蝋が採れる。材は器具用。漢名、紅包樹。はぜ。はじ。はじのき。ろうのき。りゅうきゅうはぜ。はにじ。学名はRhus succedanea」となっています。

著書・作品名:物品識名

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1809年

著者・作者:岡林清達/稿、水谷豊文/補編

掲載ページなど:31ページ上段12行目(「名古屋叢書三編 第19巻」、1982)

発行元:名古屋市教育委員会