日国友の会

いちい【一位】

読者カード 用例 2025年06月01日 公開

2021年10月30日 古書人さん投稿

用例:イチイ 飛州 アラヽギ 水松 廣東新語
『物品識名』 1809年 岡林清達/稿、水谷豊文/補編
語釈:〔名〕(4)イチイ科の常緑高木。各地に広く生える。高さ二〇メートル、直径〇・八メートルに達する。樹皮は赤褐色を帯び、浅く裂けめがはいる。葉は長さ二センチメートル内外の線形で密生し、横枝では左右に開いて二列に並ぶ。雌雄異株。春、葉腋に花が咲く。雄花は淡黄色の小さな楕円形の花序となり、雌花は緑色で単生し、実は熟すと赤くなる多肉質の仮種皮でおおわれ、これは甘くて食べられる。材は淡赤褐色で建築、家具、彫刻材とする。いちいのき。あららぎ。おんこ。すおうのき。学名はTaxus cuspidata ▼いちいの花《季・春》 ▼いちいの実《季・秋》

コメント:解釈4の事例で遡ります

編集部:第2版では、松村任三『日本植物名彙』(1884)の例が早いのですが、さらに、75年さかのぼります。

著書・作品名:物品識名

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1809年

著者・作者:岡林清達/稿、水谷豊文/補編

掲載ページなど:29ページ上段後ろから9行目(「名古屋叢書三編 第19巻」、1984)

発行元:名古屋市教育委員会