日国友の会

ふしだか【節高】

読者カード 用例 2025年05月31日 公開

2021年10月28日 古書人さん投稿

用例:イノコヅチ フシダカ 牛膝(圓葉ノモノハ土牛膝 細葉ノ者ハ川牛膝ナリ)
『物品識名』 1809年 岡林清達/稿、水谷豊文/補編
語釈:〔名〕(1)植物「いのこずち(牛膝)」の異名。《季・秋》

コメント:解釈1の事例で遡ります

編集部:第2版では、『重訂本草綱目啓蒙』(1847)の例が添えられていますが、さらに、38年さかのぼります。ちなみに、「牛膝」の語釈は「(「いのくずち」の変化した語)ヒユ科の多年草。各地の山野、道ばたにふつうに見られる。高さ九〇センチメートルに達する。茎は四角柱で節の部分が太い。葉は長さ五~一五センチメートルの楕円形で先がとがる。夏から秋に、茎頂および葉腋(ようえき)に細長い穂を出し、淡緑色の小さい花をつける。実を包む苞(ほう)と外側のがく片は先がとがった針状で、このため実は衣類等につきやすい。乾燥した根は牛膝(ごしつ)と呼ばれ、利尿・強精剤とし、また、挿入して堕胎用に使った。近縁種にヒナタイノコズチ、ヤナギイノコズチなどがある。ふしだか。こまのひざ。えのこずち。つなぎぐさ。いなきぐさ。学名はAchyranthes bidentata var. japonica 《季・秋》」となっています。

著書・作品名:物品識名

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1809年

著者・作者:岡林清達/稿、水谷豊文/補編

掲載ページなど:28ページ下段3行目(「名古屋叢書三編 第19巻」、1982)

発行元:名古屋市教育委員会