日国友の会

いぬふぐり【犬陰嚢】

読者カード 用例 2025年05月28日 公開

2021年10月26日 古書人さん投稿

用例:イヌフグリ 婆々納 赦荒本草
『物品識名』 1809年 岡林清達/稿、水谷豊文/補編
語釈:〔名〕植物「いぬのふぐり(犬陰嚢)」の異名。近年は、外来種のるり色の花を付けるオオイヌノフグリをさすことが多い。《季・春》

コメント:遡ります

編集部:第2版では、高浜虚子『六百句』(1947)の例が添えられていますが、さらに、183年さかのぼります。ちなみに、「いぬのふぐり」の語釈は「ゴマノハグサ科の一、二年草。本州以南の路傍や畑のわきなどに生える。茎は長さ五~二〇センチメートルでやや地をはい、葉は卵円形で、縁に粗い鋸歯(きょし)がある。春、淡紅紫色の小さな花が咲く。実は先がへこんだ偏球形。いぬふぐり。ひょうたんぐさ。てんにんからくさ。はたけくわがた。学名はVeronica lilacina 《季・春》」となっています。

著書・作品名:物品識名

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1809年

著者・作者:岡林清達/稿、水谷豊文/補編

掲載ページなど:27ページ下段3行目(「名古屋叢書三編 第19巻」、1982)

発行元:名古屋市教育委員会