よこしんどう【横振動】
読者カード 項目 2023年01月17日 公開
| 用例: | 何處も拘束されぬ細長い棒が、空中で自由に横振動をする時には、其の兩端は何時でも振動の腹、卽ち振幅の最大な處になる。 |
|---|---|
| 『船艇の振動に就て』 1907年1月 寺田寅彦 | |
| 語釈: | 線状、棒状あるいは面状の物体をつくる物質部分の振動方向が、振動の伝わる方向と垂直な振動。横波の振動ともよぶ。弦の振動は、線状の方向と垂直であり、太鼓の膜面の振動は、その面と垂直方向であるから横振動である。(旺文社 物理事典「横振動」) |
コメント:第二版には項目が載っておらず、投稿例(1928)よりもさかのぼります。初出(明治四十年一月、東洋學藝雜誌)とあります。
編集部:2016年12月27日付けで、古書人さんに、『地球』(第10巻第2号、1928)の例をご紹介いただいていますが、さらに、21年さかのぼることになります。
著書・作品名:船艇の振動に就て
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1907年1月
著者・作者:寺田寅彦
掲載ページなど:32ページ本文4行目〔『寺田寅彦全集第八巻』、一九五〇年一二月五日 第一刷発行 一九八六年三月五日 第二刷〕
発行元:岩波書店
