日国友の会

よこしんどう【横振動】

読者カード 項目 2023年01月17日 公開

2021年10月19日 ubiAさん投稿

用例:何處も拘束されぬ細長い棒が、空中で自由に横振動をする時には、其の兩端は何時でも振動の腹、卽ち振幅の最大な處になる。
『船艇の振動に就て』 1907年1月 寺田寅彦
語釈:線状、棒状あるいは面状の物体をつくる物質部分の振動方向が、振動の伝わる方向と垂直な振動。横波の振動ともよぶ。弦の振動は、線状の方向と垂直であり、太鼓の膜面の振動は、その面と垂直方向であるから横振動である。(旺文社 物理事典「横振動」)

コメント:第二版には項目が載っておらず、投稿例(1928)よりもさかのぼります。初出(明治四十年一月、東洋學藝雜誌)とあります。

編集部:2016年12月27日付けで、古書人さんに、『地球』(第10巻第2号、1928)の例をご紹介いただいていますが、さらに、21年さかのぼることになります。

著書・作品名:船艇の振動に就て

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1907年1月

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:32ページ本文4行目〔『寺田寅彦全集第八巻』、一九五〇年一二月五日 第一刷発行 一九八六年三月五日 第二刷〕

発行元:岩波書店