日国友の会

しゅうき【周期】

読者カード 用例 2023年01月17日 公開

2021年10月17日 ubiAさん投稿

用例:船自身が振動する週期と機關の廻轉の週期と丁度調子が合ふ樣な場合には、船體の振動は著しくなり、所謂共鳴を起す。
『船艇の振動に就て』 1907年1月 寺田寅彦
語釈:〔名〕(2)ある現象が一定時間ごとに、同じ変化を繰り返すとき、その一定時間をいう。波動の場合には、その伝播方向に一波長だけ進行するのに要する時間に等しい。

コメント:第二版に載っている辞書類(1886、1888)以外の文例(1964)よりもさかのぼるので。初出(明治四十年一月、東洋學藝雜誌)とあります。

編集部:第2版では、『改正増補和英語林集成』(1886)の例が早く、文章例としては、安部公房『他人の顔』(1964)の例よりも57年さかのぼることになります。

著書・作品名:船艇の振動に就て

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1907年1月

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:31ページ本文8行目〔『寺田寅彦全集第八巻』、一九五〇年一二月五日 第一刷発行 一九八六年三月五日 第二刷〕

発行元:岩波書店