日国友の会

さいこうかんだんけい【最高寒暖計】

読者カード 用例 2023年01月13日 公開

2021年10月12日 ubiAさん投稿

用例:又熱湯及び蒸氣の溫度を計るには、百五十度まで目盛されたる最高寒暖計を用ゐ、
『熱海間歇泉に就て 附大湯の變動』 1905年11月 本多光太郎、寺田寅彦
語釈:〔名〕「さいこうおんどけい(最高温度計)」に同じ。

コメント:第二版に載っている辞書類(1888)以外の、投稿例の文例(1918)よりもさかのぼるので。初出(明治三十八年十一月、地學雜誌)とあります。

編集部:第2版では、山口鋭之助『物理学術語和英仏独対訳字書』(1888)の例が添えられていますが、文章例としては、2020年10月10日付けでご紹介いただいた『寺田寅彦日記』1918年3月16日付け記事よりも13年さかのぼることになります。ちなみに、「最高温度計」の語釈は「一定時間内の最高温度を示す温度計。球部と管部の連絡口を狭くした水銀温度計で、温度が下がっても、そのまま最高温度を示しつづけるもの。最高寒暖計」となっています。

著書・作品名:熱海間歇泉に就て 附大湯の變動

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1905年11月

著者・作者:本多光太郎、寺田寅彦

掲載ページなど:8ページ本文4行目〔『寺田寅彦全集第八巻』、一九五〇年一二月五日 第一刷発行 一九八六年三月五日 第二刷発行〕

発行元:岩波書店