日国友の会

モデュレーション

読者カード 項目 2023年01月12日 公開

2021年10月07日 ubiAさん投稿

用例:長音階とか短音階とか、或はハ調と變ハ調とかいふやうなものである。かういふ變化は又一篇の中にも現はれて丁度轉調(モデュレーション)のやうな感じを與へる。
『日本文學の諸斷片X』 1924年10月 寺田寅彦
語釈:〔名〕(英 modulation)「てんちょう(転調)」に同じ。

コメント:項目が載っていないようなので。ちなみに、「転調」には用例(1909)があり、その用例「Modulation モデュレーション 転調」中に載っているようです。ルビでの例です。初出(大正十三年十月、澁柿)とあります。

編集部:第2版では、立項されませんでした。ちなみに、2007年1月20日付けで、末広鉄男さんに、「モジュレーション」の語形で、「電波の変調」の意味の用例をご紹介いただいていますが、いずれも、おなじ英語 modulationの意味になるので、統合したほうがいいですね。

著書・作品名:日本文學の諸斷片X

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1924年10月

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:寺田寅彦全集第十八巻 一九五一年一〇月五日 第一刷発行 一九八七年一月九日 第二刷発行589ページ本文12行目

発行元:岩波書店